ビットコイン・法定通貨・電子マネーの違い

ビットコイン 法定通貨 電子マネー
発行者 システムが自動的に発行 硬貨は日本政府、紙幣は日本銀行 電子マネー事業者(第三者型前払式支払手段発行者)
管理者 P2Pネットワーク参加者 日本政府、日本銀行 電子マネー事業者(第三者型前払式支払手段発行者)
発行上限 2,100万BTC なし 事前入金された金額の範囲で発行
価値の裏付け システムへの信用 日本政府への信用 電子マネー事業者への信用
送金の方向 双方向 双方向 一方向(利用者から加盟店)
送金処理時間 約10分間隔でブロック作成、約1時間で確定 直接受取は即時、長距離・大量だと時間が必要 数日〜約1.5ヵ月
送金手数料 少額(送金者が負担) 高額(ケースにより両方負担) 受取者(加盟店)負担
取引の匿名性 高い 高い 低い
取引履歴の公開 あり 非公開 非公開

 

 

(参考文献:この一冊でまるごとわかるブロックチェーン&ビットコイン/日経BPムック,2016)